遺言書事例
想いは、形にしてはじめて遺せます
遺言書は、財産の分け方を決めるだけのものではありません。
感謝を伝える、ご家族が争わないようにする、大切にしてきた活動へ託す。実際にお受けした4つのご相談から、遺言書でできることをご紹介します。
1.最期まで寄り添ってくれた甥ご夫妻へ、感謝の遺贈を
お子様のいないご夫婦から、「これからの暮らしと財産をどうすればよいか」とご相談をいただきました。お二人が想いを託したいと願ったのは、日頃から何かと気にかけてくれていた甥ご夫妻でした。
ご自宅を売却して施設へ入居された後も、甥ご夫妻は変わらず足を運び、最期の時まで温かく支え続けてくださいました。
「本当にありがとう」という言葉とともに、お二人は遺言書で財産を甥ご夫妻へ遺贈されました。
遺言書は、感謝の気持ちを形に残す手段でもあります。大切な方へ想いを届けたいとお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
2.「子どもたちが争わないように」――想いを遺言書に託せなかった無念
病気で余命宣告を受けた方から、「残される2人の子どもたちが、将来喧嘩をしないように」と、遺言書の作成をご依頼いただきました。ご自身の体調が日に日に変わるなか、親として最後にできることを形にしたい。その一心でのご決断でした。
しかし、作成を予定していた当日、ご本人は静かに息を引き取られました。
想いはあっても、遺言書という形になっていなければ、その意思を法的に残すことはできません。
「まだ時間はある」と思っているうちに、その時は突然訪れることがあります。大切なご家族のために、元気なうちに、一日でも早く遺言書を準備しましょう。
3.ホームへの入居を機に始めた、早めの相続準備で見つかった想定外の事実
ホームへの入居をきっかけに、「元気なうちに、相続の準備を始めておきたい」とご相談をいただきました。相続人は兄弟お二人とのことでしたが、将来に備え、念のため相続人の確認から進めることになりました。
その過程で、お父様が認知したお子様がいることが分かりました。ご家族もご存じなかった事実でした。
もし準備をしないまま相続が始まっていたら、手続きが滞るだけでなく、思わぬトラブルに発展していたかもしれません。そこで、遺言書の作成や遺留分への対策を含め、ご家族全員が納得できる形で準備を進めました。
「まだ早い」と思える時期に始めた準備が、ご家族の安心につながりました。相続の準備は、早すぎるということはありません。
4.ワンちゃんと過ごした日々への恩返しを、最後の社会貢献に
お子様のいない愛犬家のご夫婦から、「私たちが亡くなった後の財産を、ワンちゃんたちのために役立てたい」とご相談をいただきました。長年、ワンちゃんたちに支えられ、癒やされてきたお二人。その感謝の気持ちを、何らかの形でお返ししたいというのが願いでした。
そこで、ワンちゃんの保護活動などに取り組むNPO法人へ、財産の全額を寄付する内容の遺言書を作成しました。
お二人は今もお元気ですが、「これで安心して毎日を過ごせます」と、穏やかな笑顔で話されていました。
ご自身の財産を、思い入れのある分野へ届ける遺贈寄付。それは、人生最後の社会貢献ともいえます。想いをお持ちの方は、ぜひご相談ください。
遺言書のことは、私たちにご相談ください
どなたに何を遺したいか、まだ決まっていなくても構いません。
お話を伺いながら、ご家族の状況に合った遺し方を一緒に整理します。まずは無料でお話をお聞かせください。
※掲載した事例は、個人が特定されないよう内容を一部変更しています。結果は各事例当時のものであり、すべてのご相談で同じ結果をお約束するものではありません。
※遺言書の作成や遺留分など、法律上の判断が必要な内容は、提携する弁護士・司法書士などの専門家が担当します。

